FDの中のペンギンたち

     FDの中のペンギンたち



所詮はUNIXクローンじゃないか…
なんて散々悪口をたたかれていたLinuxですが、最近はどんどん改良に改良を重ね、安定化してきました…数多くのLinuxデストリビューションが各社から発売されてぐっと身近になってきたOSですね
Torvalds氏がIntel80x86CPUベースのパソコンで動くように設計されたOSです

Linuxとは?
LinuxとはOSのことであり、WindowsやMacOSなどのようなものです。
面白いことにWindowsやMacOSなどとは違ってすべてが無料で提供されさらにプログラムのソースコードが完全に公開されています。
UNIXですので、基本的にはAIXやHP-UX,Solaris(SunOS),UnixWareなどと同じです。

UNIXとはあまり聞きなれないOSかも知れませんが…いまの、インターネット社会を支えているのは UNIXです!!!
インターネットを支えるサーバーシステムに要求されるのは、頑強なシステムです。
お世辞にも、MS社のWindowsNTはその条件を満たしているとはいえません。
WindowsはTelnetつないだだけで落ちたりしますので…やってられませね(^_^;。
小規模なLANならばGUIの絶大な威力を発揮しますが、大規模システムでは対処することが難しいものです。
WindowsのGUI(マウス操作)に対してLinuxはテキストベースのコマンドで操作しますので、確かに嫌がられるものです。まあGUI操作を可能にするX Window Systemもあることはありますが、サーバーマシンではXがセキュリティーホールを開けることはあっても、セキュリティーが強化されることはありませんね(苦笑)

これほど根付いたWindowsを引き離すのはもはや不可能であり、まあ私もいろいろやりたいゲームとかは(私が大好きなDOOMやQuakeシリーズはすべてLinux版がありますけど…)Windows用なので、Windowsを使わざるをえない状態なので、Windowsを使っています。
とりあえずは、LinuxとWindowsを仲良くHDの中に放り込み。マルチブート環境を実現しようとしました。
私は最初にBSD系UNIXを使いたくて、FreeBSDをインストールしました。

ハードディスクのパーティーションを半分に割って。片方にWindows98/SEを もう片方にFreeBSD-4.2RELEASEを入れていました。
これも苦労しましたよー。4.2-RELEASE以前は、なんだったけな、HD先頭1GB以降からは bootできないとか何とかで・・・やっとFreeBSDを入れられたのですが。
モデムがWinモデム(Windows専用のモデムのこと。特に安い内臓モデムに多い・・・ っていうか今の安いコンピュータの内臓モデムはすべてWinモデムと疑ってかかった方がよい)でしたのでFreeBSDでは利用できないのです。
※注(どうやら、BSD系UNIXやLinuxで使用可能なWinモデム制御用デバイスをどなたか開発したようです。詳しくは知りませんが…それを、インストールすれば、WinモデムをUNIXから制御できるのではなかろうかと…)

しばらくしてRedHatがつかいたくなり、無料(雑誌の付録とかについてるやつ)のFTP版をゲットしてきてインストールしてきました。
ここでも、HDのパーティーションわけにディスクドライドを使うとルートパーティーション作成時にエラーが発生。
なぜだろうおもい、Fdiskでパーティションを分けるとあっさり成功。ディスクドライドは不安定なようなので使わないほうがいいようです。

そういえば、PSの開発環境はLinuxですからね〜
PSのプログラマーを目指しているかたは早めに、慣れておいてはいかがですか?
ちなみに、PS2用のLinuxで動く開発環境がもう、売り出されていますね〜
まあ、これはPS2のOSがLinuxにちょっと手を加えたものになってるからです
ちなみにドリームキャストはOSにWindowsCEを使ってるようです

はっきり言ってLinuxのインストールが一発でうまくいく人はまず居ません。何らかの苦労が付きまといます。
面倒ですよね…
という方に、なんとFD1枚〜2枚でLinux環境が整えられてしまう!?
というすごいソフトが存在します。
たくさんありますので、テキトー(おいおい・・・)に選んだもののなかから、どれが一番いいか ちょっと探ってみましょう。

  • tomsrtbt 入手先-- http://www.toms.net/rb/
  • trinux 入手先-- http://trinux.sourceforge.net/install.html
  • brutalware 入手先-- http://hysteria.sk/brutalware/brutalware
  • freesco 入手先-- http://www.freesco.com/
  • fdlinux 入手先-- http://www.fdlinux.com/
  • Grey Cat Linux 入手先-- http://www.greycatlinux.myweb.nl/noflash.html
  • Floppix 入手先-- http://floppix.ccai.com/index.html

    今回テストに選ばせてもらったデストリビューションは上記のものです
    また、おりをみて違うデストリビューションを検討してみようとおもってますが 今のところこれだけです

    すべてFD1枚〜3枚で基本的なLinuxカーネルを走らすことができます
    基本的といっても、E-mail,ftp,http,telnetなんかが使えてしまうすごいものもあります。
    上記のサイトはすべて英語なので、英語は読めたほうがいいでしょう
    といっても中学卒業程度の英語力で読めますよ

    さて、私は上記のデストリビューションをすべてダウンロードして、実行してみたのですが。・・・
    結論から言ってしまえば・・・このなかで一番よいものは・・・
    ダントツでFloppixがいいと思います。
    使えるコマンドも多いし、すばらしい・・・
    しかし、実際、ソフトをインストールして、使えるかどうか・・・・?
    viエディタはついてきています
    きちんと、etc/passwdは暗号化されていて、見れないようになっています。
    trinuxもいいと思います
    これは最初はなんにもできないのですが・・・サイトに行くと豊富なパッケージがあります のでvi(さすがにEmacsはありませんが)もインストールすれば使えるようになります PerlやC++言語のパッケージであるようですし。なんと驚いたことに、高機能ネットワークスキャナーのNmapなんかもあります

    ほかのデストリビューションはコマンドがfinger,whoami等のコマンドは使えないことが 多いようです
    一応tarボールの展開コマンドとgzipは上記のデストリビューションのほとんどがサポートしているようです
    rpmパッケージはどうでしょうかね〜
    おそらくは無理だと思います。
    テストしてないのでわかりません

    また、すべてのデストリビューションというわけではありませんが、ほとんどのデストリビューションはインストールする際に、MS-DOSモードで再起動して、MS-DOSモードに してインストールしないと、インストールできても、いざ起動段階になったときboot読み込み段階になったときに、エラーがでて止まってしまいます
    当然インストールはGUI(マウスをつかえる環境)でインストールできるわけではありません。まあLinuxに挑戦しようというかたはMS-DOSコマンドぐらいマスターしているもの でしょうから・・・知らないというかたは他のページで勉強してきてください
    別に、突っ込んだことを学ばなくても、「ディレクトリの移動」「EXE,COM,BATファイル 等の実行方法」「ファイルリスト表示」等の基本的なことさえ抑えておけばいいです

  • tomsrtbt 最初はこのデストリビューションからいってみましょう。
    http://www.toms.net/rb/に飛んで
    tomsrtbtをダウンロードします
    2MB弱のサイズですのでそう苦なくダウンロードできるはずです

    さて、ダウンロードしたら解凍しましょう


    このようなファイルが解凍されているはずです
    では、FDにブートイメージを書き込みましょう
    次のステップを踏みます

  • 2.解凍したらフォルダごとCドライブにいれます (このときフォルダの名前を「tomsrtbt」に変えます。長いファイル名をキーボードから打つのは、面倒くさいですから)
  • 3.MS-DOSモードで再起動します
  • 4.「CD C:\tomsrtbt」と打ちます
  • 5.フォーマット済みのフロッピーディスクをドライブに入れます
  • 6.さらに「INSTALL.BAT」と打ちます
  • 7.なにやらわけのわからん文字が大量にぶわっとでてきます
  • 8.なにも表示されなくなったら「Enter」キーを押します
  • 9.インストールがはじまります 上記の手順をすべて踏めば、FDにLinuxがインストールされています
    コンピュータを再起動し、FDをBIOSの表示が出る前にドライブに入れておきます
    Linuxが起動します
    最初はroot権限でしかログインできません
    cat > /etc/passwd
    とするか、vi /etc/passwd
    とでもして、etc/passwdファイルを直接編集します
    暗号化されてないので、ユーザ名とパスワードを直接入力します
    これらの設定はどうやら保存できないようです
    やはりFloppixの方がよさそうなので
    次はこれをインストールしましょう

    Floppixは自己解凍プログラムのEXEファイルですので
    まずは適当なフォルダにFloppix.exeを実行し、解凍します
    すると、以下のようなファイルが解凍されています


    解凍されたら、フォルダごと、なるべくパスの短くなるところに移動させます
    私はD:\floppixに移動しました

    次に、MS-DOSモードで再起動します
    ワーキングディレクトリを先ほどのフォルダに移動します
    現在表示はC:\WINDOWS>となっています。
    私は先ほどD:\floppixにファイルを移動しましたのでここにワーキング ディレクトリを移動します

    C:\WINDOWS>D:\
    D:\>cd floppix
    D:\FLOPPIX>INSTALL

    はい、これでインストールが始まりました
    あとは、プログラムの指示に従いましょう

    FDが二枚必要です
    出来上がったら、適当な名前をラベルに書いておきましょう
    最初にインストールしたFDがbootディスクです
    二枚目がデータディスクです

    コンピュータを再起動し、BIOSの表示が出る前にbootディスクをFDドライブに 入れたままにします
    Floppixが起動します
    指示に従い、FDを入れ替えてください
    あとは、インストールに必要な事項をキーボードから入力すればOKです

    Floppixはインターネット環境を整えることも可能ですが
    Winモデムの制御は不可能です
    しかし、インターネットにつなげると、E-mailやTelnetやftpもできます
    httpプロトコルでブラウザーを動かし、ホームページを見るというのは さすがに、ちょっと無理ですが。それでも十二分にすばらしいものとなっております

    あ、telnetでホームページみることはできますけど。
    ソース表示しかできないので。あんまり面白くないでしょう(笑)
    (テキストしか表示できないブラウザー、Lynxならいけるかも知れない、いや無理か…)



    どうして、このようなドキュメントを書いたのかというと、Linuxのすばらしさをわかってもらいたいからです。
    Windowsもフロッピーディスク内にインストールできる!?
    とか、無茶苦茶気になる、情報もあるのですが…まあ、Windowsはそんなことしなくてもいいやと(笑